我が家の3歳児のイヤイヤ期は凄まじい。
0歳児への嫉妬は凄まじく。
生まれてきたとき、3歳児の娘の一言で私は育児休暇取得を取って良かったと思った。
「ねえ、このこお腹の中に返したら?」
背筋が凍る思いだった・・。祝福されるべき第二子の誕生が第一子に否定されたのだから・・。第二子誕生時の第一子の赤ちゃん返りは有名ではあるが、ここまで酷い物だとは体感してみないとわからなかった。
第二子の授乳中にも襲いかかる始末。この記事を書いている今も変わらない。
育児・家事・仕事をぐるぐる回している中でのこの「振り出しに戻る」はきつい。
特に妻の憔悴っぷりが激しく、睡眠不足(長女の寝かしつけで手間取る)、夜中に授乳で起きたら長女もおきて暴れる。1回の授乳でとんでもない時間がかかる。
ホトホト困り果てている状態ではあるが、この時期こそ大事な物だとも自覚してる。その一環がメンタルリープについての重要性
授乳期とはタイミングが違うが、やはり第一子誕生が長女のメンタルにも大きな影響を与えている。実際に長女が妹に噛みついた時に自分で自分の頭をぽかぽか叩く。
この仕草は「やってはいけないこと」と「甘えたい気持ち」の戦いの結果。
つまり衝動性を理性で抑え込もうとする大事な時期でもある。
確かに親もゆとりがなく・・様々な事でイライラしがちになってしまうが・・
このメンタルリープが一つの「親の理性」を食い止めてくれる概念かと思う。
この時期にだけやってはいけないこと「言葉や力でねじ伏せないこと」
怒鳴りつけたくなる気持ちもわかるし、嫌気も差すことも多いと思う。
だけどこれをやってしまうと、せっかく伸ばしている木の枝を切るようなもの。
親側の忍耐が問われる。
「子供の成長は親の本望」
この大原則を常に頭に置いておく必要がある。
だからこそ、悪魔の2~3歳児と向き合うときにはこの「メンタルリープ」が一つの親の支えになると思う。この書籍のエッセンスも語っていこうとは思うが、一度ご覧になってみて自身の家庭のケースと比べても良いかと思う。
たしかに自分自身の反抗期を振り返ってみると、「得体の知れない」「理由がわからない」反発が原因であったなぁと思う。赤ちゃんや幼児のぐずりや反抗期も近い物があるのだろう。大人になったら反抗期という言葉はもう当てはまらない。
つまりはその個人がもう精神的に成熟したからなのだろう。
ぐずりや反抗期は次のステップに向かうための重要な要素と考えよう。
そう考えれば、今のイヤイヤも愛おしく・・!?