ねこ(一部の強烈なファンからはぬこ)と言われる超癒やし系の存在。
女性に振り回されることが嫌な男性陣でも、なぜか猫に振り回されても文句は言わない
そういう私も猫ファン(犬ファンでもあるけど)。
老後は猫をかってもふもふしたい・・
だからこそ、人生100年時代には欠かせないテーマにしている(個人的に)
ただ、世の中には猫が好き好きでも、アレルギーのためにねこちゃんに近づけない人もいます・・。(なんと悲しいこと)
そんな方に朗報!! 今後の創薬次第では猫ファンに未来が!!と思える論文です。
かなり高いポイントを持っている論文(インパクトファクター12点)
イギリスの研究室からの報告です。
猫アレルギーの人が猫に近づいたり、毛に触れたりすると目の充血やかゆみ、また咳やくしゃみなどに加え、鼻が詰まったりなど、踏んだり蹴ったりになります。
これに関わるアレルゲンとしての物質が「Fel-d1」と言われていて猫の毛や体液に含まれている物であることは過去から分かっていました。
このFel-d1は人の体内でいわゆる「抗原」として免疫に認識されてしまうため、抗原抗体反応から風邪や花粉症のような症状が出るというものです。
しかし!今回、このFel-d1を破壊する抗体を猫に投与(猫にワクチン接種)する事で、このアレルゲン物質を出さないようにして、人にアレルギー症状が出ないようにしたという報告です。(メカニズムは下記の通り)
今のところ、54匹の猫に対して100%の成功率。
ワクチン接種から3年間はこのワクチンの効果が持続するとのこと。
今後のコストがいくらになるかはまだまだ先ですが・・。
また、このFel-d1の生物学的特性はまだ解明されておらず。これをブロックすることによる猫の長期の安全性はどうなのかはまだ分からないところがあります。
長期フォローアップデータによってこの点が改善されればさらに可能性が広がるかもしれません。
猫ファンにとっては限りない朗報になるかと思います!
世界の猫ファンに幸あれ(^ワ^)