人生100年時代にむけた育児計画@育児休業パパ

40代の医療関係の仕事をしているADHDのパパ、ASDのママ、そしてHSCの長女(3歳)と期待の新人(次女0歳)が今後の100年時代を生き抜くためのアイデアや育児計画を検討していきます。晩婚化や男性の育児休暇も重要視される中、このワークライフアンバランスなブログがどこまで参考になるかわかりませんが突き進んでいこうと思います。娘たちが結婚することには後期高齢者になっていそう・・。そのためアクティブな後期高齢者になるための人生計画を立てていきます。

男女キャリア逆転時代の家庭共同経営術(共働きは最強のコスト削減?)

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昭和時代は考えることも無かった・・。

こんなに夫婦共働きが当たり前になってくるなんて。

私が子供の頃、漠然としたイメージではあったが、自分が結婚したら全責任を負うことになるからキャリアを積み重ねて金を稼がなきゃならないんだろうなぁ・・。そんでくたくたになって帰ったら妻と子供が出迎えてくれて、「あぁ・・このために頑張ってんだな・・」と悦に浸るものなのだろうなぁ・・と思っていました。

 

こんなスイートハニー妄想とはもう令和の時代には、時代遅れになってしまうのでしょうか?

 

もはや職業において性差はほぼ無くなり、女性も活躍次第では男性よりも立身出世も計りやすくなっています。

それどころか、ダイバーシティの土台や本来の女性の仕事に対するきめ細やかさなどのスキルも合いまり男性よりも輝いている現状。

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そうなると当然のことながら女性も活躍する頻度が高まり、女性の方が収入が多く、男性の方が収入が少ないという状況も出てくることでしょう。(実際うちの家庭でも妻の方が所得が多い)

 

一昔前なら、「男の威厳が~」とか、「男のプライドはどこに~」とか言う話になりそうですが、私はそういう事は一切考えていませんw

むしろ家庭業務の配分を考え、インカムを得られるキャリアを持っている方をサポートするだけです。ダブルエンジンの強みはここにあり、おかげで育児における金銭的な部分では悩みも少なくなっています。

 

プライドを持つとしたら、楽をせずに妻に負けない位、頑張ること。それは仕事でも家事でも育児でもいい。

同じベクトルに向かっているのだから、妻に比べて「頑張りの総量」で妻に負けなければ良い。この切磋琢磨がむしろ私には心地が良いのです(^▽^)w

もはやほとんど、ライバル、戦友という感じですね。

 

今の時代は「男が稼いで、女性が家庭で育児をする」という単純な時代では無くなってしまっているという事なのかもしれません・・。

「男性側が俺が稼ぐから・・!」というだけでは成り立たなくなるケースも多くなってきているような気がしています。

 

人によって様々、家庭によって様々でしょうが・・・。

共働き世帯で夫婦がどのようにうまくパートナーシップを持って家庭を経営していくことがどれだけのコストを削減しているのか?いくつか列記したいと思います。

 

 

①「家庭を共同経営する」

家業も年収換算するようになってきました。家庭によりますがもし家事代行をフルで毎日使うと考えたら年300~400万は使うことになります。これを夫婦で配分を考えて業務量を調節します。家事も経営の観点から見れば仕事ですものね。

この家庭を共同経営するという考え方が妻との良いパートナーシップを生みそうです。

また夫婦で家計管理をすることで無駄を省き、収支を改善することだって可能。

ファイナルシャルプランナーに依頼する代金を考えたら、その負担も軽減できますね。

 

②「子供の共同プロデュース業」

子供を育て上げると言うことはもはやマネージャー業。また子供達の人生のプロデュースをするという事ほど重要な仕事があるでしょうか?これだけでも充分一つの事業として成り立つような部類です。マネージャー雇ったら年500万以上はかかるでしょうw

また家庭でのコミュニケーションの一環で家庭教師を兼ねる事ができたのならば、月間でさらに5~10万分の仕事。つまりは年間60~120万分の仕事に匹敵するでしょう。

 

③ダブルワークによるリスクヘッジ

仮にどちらかが働けなくなったとしても・・片方のエンジンが止まったとしても・・。

ダブルエンジンであれば稼働することはできます。疲れてしまった場合はどちらかが休めばいい。そして交互に働いてサポートすることだって可能。万が一、失業してしまったとしても、失業保険+片方の仕事の収入で家庭を維持することもできます。そう考えれば、お互いの仕事がお互いの「保険」みたいなもの。もし各々が掛け捨ての保険に入っているのであれば、月にお互い1万の計2万と仮定したら、年20~30万の保険の代替えをしているような者でもありますね。

 

④両親が愉しんで仕事をする事が子供の社会性に関与

下記に面白い記事があった。

母親、父親が仕事している時間に関わらず、両親が家庭を第一としていれば、子供の健康状態は両行であったとのことだ。また親が創造性や挑戦意欲にあふれた状態で愉しんでいる状態は子供にとってより良い影響を与えていたとの事。そして当然子供との時間が長ければより子供の成長が見込めるとの事でした。

父親側として大事なことも記載されています。

父親が、自分のキャリアに心理的に過度の思い入れを抱いている場合には、働く時間の長さに関わらず、子どもは問題行動を示す確率が高かった。また、父親の仕事による家族や休息時間への認知的干渉――すなわち、父親が心理的に子どものために「いる」かどうかがポイントであり、デジタル機器をいじっている時間は特に心ここにあらず、である――も、子どもが感情面・行動面の問題を抱えていることに関連していた。一方で、父親が仕事で優れた実績を上げており、自分の仕事に満足を感じているときには、働いている時間の長さに関係なく、子どもが示す問題行動は比較的少ない傾向が高かった。

 子供のメンタルヘルスケアやカウンセリングを月に1回利用するとして1万くらい?

年間を通したら10~20万近く。親がサポートすることで家庭で子供の精神状態を良いようにしてあげるので、この10~20万近くのカウンセリングを皆さんも無意識のうちにやっているのかもしれませんね。

最も重要なのは、夫婦の仕事の時間の長さは子供に悪影響を与えなかった。一方で子供に関わる時間の質が重要なのだと述べているところにあるのだと思います。

 

⑤妻のセルフケア(キャリア:やりたいこと)をする事が健康増進

メンタルが病むと色々なところに悪影響を及ぼします。子育てや自分の寿命にも関わる程重要です。それだけママさんの負担は現実問題として大きいことが示されています。

専業主婦で家庭に入りたいという女性も多いかと思いますが、専業主婦になったらなったで、ある意味「仕事しているよりキツい」という現状にも直面し職場復帰をしたくなると言うこともあり得そうです。

ここでパパがどうサポートするかで妻の健康予後も変わるかもしれません。

下手なサプリとかメンタルクリニックに行くよりも妻のキャリア(やりたいこと)を応援してサポートをして上げる事が重要でしょう。(もはやこの点はプライスレス!)

 

これらの内容を合算したら、家庭共同経営で一体いくらの節約に繋がることでしょう。

他にも色々あるとは思いますが、主要なものだけでもかなりのコストを代替えしているような気がします。

 

ですが、必要諸経費も当然かかります。

・子供をひとりぼっちにできないので保育園似通わせてあげないといけない。

・ベビーシッターにもお願いをしなければいけない。

・共働きになると世帯年収が上がるので、また税金でさっぴかれる・・

などなどですかね?

 

このように考えたら男女キャリア逆転というよりかは「男女キャリアの均等化=家庭共同経営促進(パートナーシップ家庭経営)」という風に考えられるのも可能かも?

 

家庭収支を好転させるためにも夫婦のパートナーシップが不可欠です。

家事育児にもビジネススキルが必要になるというのはこういう所にもあるのでしょう。

実際に家事育児はビジネスシーンでも活用できるスキルも多々あります。

これからの人生100年時代を生きるためのキーワードは「パートナーシップ」でしょうね(^ワ^)

 

共に道を違えてしまって・・最悪な結果にならないように・・。

 

夫婦幻想 (ちくま新書)

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