休みの日は何をしようかな~。
子育ての中で、子供よりも子供の遊びを考えている親の方が悩ましいのでは?
うちも妻と、どれが最も子供の発達特性上良い遊びなのかな~?と激論を交わします。
(割とマジでお互いがバチバチになるまで)😓
その中で、二人の意見が一致した遊びをご紹介します。
それは・・「フィンガーペインティング」
小難しいことはありません。絵の具などに手足をつっこみ、大きな紙にペタペタペタペタっと子供の自由に色づけをさせる遊びです。
ですが、あなどるなかれ、この遊びには極めて有用な効果があります。
以下、列挙してみます。
①想像力の強化
ありとあらゆる自由な発想で表現させることが知性の強化につながります
②開放感
自由にやっていーよ。がどれだけ子供の開放感を引き出すか・・
③色彩の混ざり合いを学ぶ
何を何を混ぜたら何色になる。を体験を通じて学べます。
④成長度合いに応じた本能の発揮
成長するに伴い「理性」が生じます。幼児くらいになると理性が伴い色々なことに躊躇や遠慮も生まれてきますが、この理性を取っ払った本能教育もストレス発散のはけ口になります。
⑤5感で学ぶ知育遊び(でも味覚はないよw)
見て、触って、ぺちゃぺちゃやって、絵の具特有の匂いを感じる。
この感性は日常生活では味わえないもの。
この複数感覚を刺激する遊びこそが最も有用な遊びとも言われています。
この遊びはすでに保育の現場でも使われています。
親子体験もあり、家族にも好評の遊びですね。
ですが、我々が着目したのはどちらかというと・・
発達障害の子供向けで最も効果的な遊びであるということ。
一時期話題になっていた小児科医 矢野祥さんはシカゴ大学大学院を卒業し、前人未踏の最年少で生物学、医学の博士号を取得された偉人も幼少期はこのフィンガーペインティングに取り組んでいたようだ。
このようにギフテッド教育としても名高い。元々IQ200の土台があり、素質があったと言われればその通りだが、素質があっても伸ばせない場合が多い。色々ある手法の中で、最も導入しやすく、最も子供に愉しんでもらえる遊びこそがこのフィンガーペインティングなのでしょう。
ウチの子は「視覚優位」な子。実際の色彩を視覚で捉えるのにはもってこいのようで、現在長女を通わせているモンテッソーリ教育の保育園では、率先して愉しんでいる様子。うちに帰っての絵本も色彩に富んだ絵を好むようになりました。
実際にさせるだけではなく、この後にも大事な儀式があります。
それは、できた絵を飾って上げる事です。
※画像は塗り絵ですが、貼ってあげる事で達成感を感じてくれます。
これは発達特性上重要なことで、自分の創作活動を肯定化することにもなり、自己肯定感を強めることができます。
実際にウチの子も、次の作品への取り組み意欲が高まり、ガンガン塗り絵をします。
娘が作ったフィンガーペインティングの創作品も飾ります。
フィンガーペインティングでの遊び方ですが、
実際どうするかの方法は3パターンあります。
1つ目は、低コスト簡易版。
①水性絵の具
②紙皿と紙コップ(絵の具入れ)・最初は色を分けておくことをお勧め
③水のり(小麦粉を水に溶かしても良し)
④画用紙や模造紙(つなぎ合わせて広く使うのも可)
⑤洗いやすい服(運動用の服とか)
絵の具は紙皿に一つ一つ分けておくのが良いです。水気が足りなくなってくるので、紙コップに水を入れておいて都度溶かしていくのが良いかと思います。
以前、うちはパレットでやってしまいましたが、原色の黒でやってしまって全ての色で黒が勝ってしまうと言うことがありましたので・・。
2つ目はキット活用
うちは次以降はめんどくさいのでFZINのキットを検討しています。
Healifty フィンガーペインティングキット12色水彩絵の具ウォッシャブルアーティスト水彩画アクセサリー愛好家60ミリリットル12ピース
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3つめは画用紙をビニールで覆って、
水分を多めにして絵の具を併せて混ぜ合わせる方法もあります。
これなら汚れずにすみますが、本能開花はみられませんw
で、ぺったんぺったんの絵の具を使って楽しく遊びました。
画用紙だけでは飽き足らず、パパの手もキャンパス代わりにw
非常に楽しく遊んで、ご本人は満足のようです。
黒と白を混ぜて灰色になるというのも、実体験で学べて目を輝かせてました。
これ以外にも、無料でできるフィンガー遊びもあります。
そう!みんな一度はやったことある、「ティッシュビリビリ遊び」。
そしてそれからの「ビリビリティッシュシャワー」。
しかし、限りある資源は有用に・・。💦
あと、散らばった後の掃除は覚悟の上で・・。😓