人生100年時代にむけた育児計画@育児休業パパ

40代の医療関係の仕事をしているADHDのパパ、ASDのママ、そしてHSCの長女(3歳)と期待の新人(次女0歳)が今後の100年時代を生き抜くためのアイデアや育児計画を検討していきます。晩婚化や男性の育児休暇も重要視される中、このワークライフアンバランスなブログがどこまで参考になるかわかりませんが突き進んでいこうと思います。娘たちが結婚することには後期高齢者になっていそう・・。そのためアクティブな後期高齢者になるための人生計画を立てていきます。

新型肺炎(コロナウィルス由来)は母子感染するのか?

妊婦さんにまでこの被害が広まらない事を願うしかないが、

万が一妊婦の方がコロナウィルス由来の新型肺炎に感染してしまった際の垂直感染(母子感染)はあり得るのか?

 

その点について考えてみたいと思います。

 

本来ならば、感染管理をちゃんと行い、妊婦の方々のリスクを最大限に抑制する事が最も重要であるのは確かです。

①家族は出入りの際に手洗いうがいを徹底する

②家族・妊婦が人ごみの多い場所を避ける

③必要最低限の外出にとどめる

というのが前提となります。

 

事実ベースとして、

この感染症は、感染力は高いかもしれないが、致死率は低いと想定されている。

実際に、ご高齢な方や基礎疾患を有する方でのリスクが高い事が示されている。

 

一方で、妊婦さんは免疫抑制状態にもなりやすい上に生まれてくる子は無防備・・。

個々に関する安全性は担保することが出来るのか?という仮説が生まれます。

 

その点で、仮に妊婦の方が罹患してしまった際の母子感染(垂直感染)はどうなっているのかが気になったので、現在出ている情報を洗い直してみました。

 

下記の論文は2月12日にLANCETに掲載された内容。

中国からの論文で、9名の妊婦さんが感染した際に母子感染したかを調べています。

f:id:takatakagogo:20200223133633p:plain

https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30360-3/fulltext

 

【要約】

COVID-19肺炎の妊婦の症状は多様だが、主な症状は発熱と咳。

妊娠後期における垂直感染のリスクは今回の報告ではなかった。

 

【備考】

・COVID-19(新型コロナウィルス)感染の9例の妊婦の臨床データ報告

(2020年1月20日から1月31日までの11日間の間での解析)

・この9名の妊婦さんはご存命(2020年2月4日時点)

・妊娠後期においての新生児および胎児感染の重篤な有害転機には繋がっていない

・妊婦さんは妊娠中の整理変化により免疫抑制状態にあるため注意が必要

(過去のインフルエンザのパンデミック時には全人口の2~6%程度の致死率だったが、妊婦では37%台と高値であったことを引用している)

・妊娠症例とそうでない症例での臨床所見は類似していた

・この9名の肺炎の一般的な所見は「咳」、非一般的所見としては筋肉痛や倦怠感やのどの痛み、下痢や息切れ

・この9名の妊婦は全て帝王切開を受けている。(感染を重要視して施行)

・9例のうち4例は早産だが早産とウィルス感染の因果関係は無し

・新生児のだれも特殊な治療は必要としていなかった。

・出生時の羊水、臍帯血、新生児の咽頭スワブはすべて陰性だったことから、妊娠後期のCOVID-19感染は子宮内胎児感染は発生していないと考えられている。

(過去の研究でもSARSの母子感染は否定されている)

※ただし妊娠初期でのリスク評価は行っていないため注意が必要

・ただし別の症例報告では1例COVID-19肺炎の妊婦から産まれた新生児が出生36か月後にSARScoV-2(COVID-19)の遺伝子が検出されていたという報告が出ている

※この報告発表時点では公開されていなかったとの事。

※この症例では羊水、臍帯血、胎盤などの子宮内組織サンプルの検査が行われていなかったため垂直感染かどうかの判定も困難との事。外部感染の可能性があるため、より一層の外部の防疫が必要になる可能性がある

・この研究は症例数が少ないため参考という観点で判断する必要がある。

 

 

現状では得られる情報は限られていますが、

万が一このようなケースになったとしても・・・。

まずはあわてず自身の変調や違和感を周りに伝え、早期受診早期診断を行うように心がけたいものです。日本の封じ込めがうまくいく事を願ってやみません。

 

私自身、風邪(?)気味で、一瞬COVID-19感染かと思いましたが・・。

どうも娘の看病時にうつされたもののようでした(^_^;)