最近、小泉進次郎氏と滝川クリステルさんが婚約されたと言うニュースを見た。
美男美女、「政治家+おもてなし」。良い組み合わせだな~と見ていた。
一時期、首相官邸での結婚報告はどうか・・という向きもありましたが、まぁもう過ぎたことだし・・後はお幸せに。。くらいでみていました。
そして、「ええ!?」っと驚く事態に進展します。
小泉進次郎氏が来年出産予定の妻のために育休を1年取得する可能性を示唆した事。
個人的には大賛成です。日本はまだまだ育休が進んでいない。そのモデルケースとなるのならば一つの試みだと思います。
ですが、反対意見も多い。その理由としては・・
①育休中に支払われる給料は国民の税金
②入閣した際は通常国会150日に情事参加義務がある。
③育休取る前に育休が進まない理由を考えろ
④そもそも国会議員としての責務は何かを考える必要がある
⑤国会後も国民の意見を聞く活動に終始せねばならない、育休とる暇もない
などという理由で小泉氏が入閣した場合は難しいのではないか?と言われている。
イギリス首相やニュージーランド首相は育休を取得しているというのに・・
(※ただし女性である事と、副首相が頑張っているみたいだが)
たしかに、皆の税金で育児休業給付金をもらうのもどうかと思うし、入閣後の仕事が制限されるというのも問題ではあるだろう。
ただ、育休を取るのではなく、「小泉氏しかできない育休の取り方と問題提起」ができれば状況は大きく変わるのかもしれないと考えています。
どういう事かというと・・
育休取得中、または取得後に小泉氏がどういう方向性で成果を上げるか?ではないでしょうか?
あくまで個人的観測で・・(ブログだからいいよねw)
①育児の厳しさと辛さから男性は育休を取るべきだという強いメッセージを出せる?
②日本で育休が遅れている問題の徹底解明と是正
③育休中での国政への参加、別の方法での仕事の在り方の模索と波及
④小泉氏がモデルケースとして世界に発信(美男美女とその子供のイメージ策)
⑤自営業者の法人化推進(フリーランスは雇用保険に入れない)
⑥ベビーシッター事業への優遇制度や事業推進法案
⑦日本の未来を変える少子化防止プロジェクト立案推進
⑧育児世代や育児世帯の問題点をスクリーニングし国会内で積極協議
⑨企業への育休の義務化
挙げればきりがないですが、小泉氏自身がパパの育休を通じて日本の問題点を抽出し解決することが出来れば・・・。
その際にかかった我々の血税のコストなど安いものだと思います。
もし小泉氏が育休を本当に取得するのならば・・
育児の現場すら知らない(それか忘れてる)、育休取得反対派の方々にご納得頂くためにも、若い現役世代の方々への政策の一環で上記の内容をがっちりやってってもらいたいものですね。
いつまでもそんなことを言っているので、
「高齢者ばかりを見て、子供を大事にしない国」というレッテルを張られてしまうのかもしれません。
もしパパ育休を義務化した場合、
「企業の業績は本当に落ちるのか?」
「企業が欲しい人材は定着するのか?」というデータを取ってみてもらいたい。
その前に、すでにパパ育休を推進している企業の業績はどうなっているのか?どこか公表してくれないかな・・。
これらの政策が実り、日本の子供たちが力を発揮できる社会となっていたら・・。
八方ふさがりな「少子高齢化」の一つの打開策になるのかもしれないですね。
どうか、「高齢者の票」獲得のためではなく、未来ある子供たちの政策を行ってもらいたいものです。(※多くの高齢者がそう思って頂けるとありがたい)
私もいずれ歳を重ねて高齢者になりますが、その時は「私たちにお金を割くよりも子供たちに回してあげて欲しい。」と思います。そしてそういう政治家に票を入れたい。
小泉氏は農政改革で苦労しており、苦難の中にいます。
ただ、想いとして共感しているのは、若者が支払損の世界をどう打破できるか?
人生100年計画のブランディングの重要性を語っている点にあります。
社会保障の観点からも子育て世代の改革にも名乗りを上げているので、そこに期待をしたいところではあります。
もし、この政策で大活躍した場合、小泉氏は・・政治家としてどういう評価を得て、どういう立場になられているのでしょうかね?
日本の良い未来を切り拓いて頂きたいものです。