人生100年時代。この言葉が謳われるようになったのはこの本がきっかけとも聞いています。否応なしに、日本でも少子高齢化の波、年金の引き上げによりライフスタイルの転換などが求められるようになってきます。
こんな中、むやみに長く生きることはリスクだ。それに次世代の重荷になりたくない。そもそも絶対無理だろ100年も生きることなんて!という意見を出される方々もおられるかと思います。
確かに難しい事だし、社会の負担になるのも嫌です。
ただ100歳まで生きることや、社会の負担にならない事が「無理」なんてことはない。
とゆーことで、まずは実際に100歳に到達されている方々がどの程度いるのかを調べてみようと思いました。これを思い立ったのは、ちょうど、「敬老の日」を迎えるからと言った要因もありますw。
ありがたいことに、総務省から高齢者の動向。特に100歳以上の要約も出してくれています。https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics113-2.pdf
※2018年9月時点の統計になっています。
※2019年9月現在では、最新の統計によると7万1238人となっています。
この結果を見ると、容易に少子高齢化というのも分かってしまうが・・。
○ 総人口が前年と比べて27万人減少する一方、高齢者は44万人増加
○ 女性の高齢者人口が初めて2000万人を超える
○ 総人口に占める高齢者人口の割合は28.1%と、過去最高
○ 70歳以上人口の割合が初めて20%を超える
となっている。確実に全てが未曾有の高齢化に向かっているとよくわかるます。
総務省が発表してくれている統計で、2018年の100歳以上の人口は・・
赤枠に囲っているように日本で7万人も存在していることが明らかになっている。
そのうち90%近くが女性・・。やはり女性は男性より強いのか・・・w
現代人はストレスや食事の欧米化などにより短命になるリスクもあるが、うまくこの点を補っていけば、健康状態や設備や医療の点でも十分に目指せる可能性がある。
当然、この世代まで健康的でいると言うことが大前提にはなりますが・・。
絶対無理というわけでは無いということかな・・?
将来のベンチマークを見据える上でも、是非この統計を続けてほしいものです。
ちなみに・・世界最高齢の方も日本在住です。
福岡県の116歳の田中さん。お元気そうでなによりでございます!
米穀店を旦那様と経営してきて、お米もたくさん食べられているはず。それに今もオセロなどのゲームをして頭を鍛えておられる。こういうのが大事なのだろうな・・。
ちまたで流行っているお米抜きダイエットは駄目なのか?と一瞬脳裏をよぎった・・。
男性では新潟県にお住まいの112歳の渡辺さんとの事だった。
話は戻り、高齢者の統計の話題に戻るが、高齢者世帯の推移としては、東京都から転出して埼玉県に転入している傾向が多いようでもある。たしかに収入が乏しくなってくると、東京での生活は楽では無くなる。移住される方も多いのでしょう。
今後は生活費の確保も重要になってくる。
それに関連するデータもでていた。高齢者の就業状態です。
高齢者の就業割合がどんどん増えていると言うこと。
これには行政の後押し(シルバー人材活用)や個々人が生活に不安を感じ働かざるを得ないケースもあるからかもしれません。
それかもしかすると、自分の専門を活かした能動的な業務模索、また次世代のための仕事に従事されている方もおられるはずです。
できるのならば自分自身が同じような時期を迎えるに当たっては、LIFE SHIFTの概念にもなっている「マルチキャリア」も活かして色々なことをチャレンジしたい。
また、ITリテラシーは今後の高齢者世帯でも高まってくる。ITに強い高齢者は自身の生活を楽にするためのツールを使っていく重要性を知っていますね。
このようにネットスーパーの活用も増えてきています。
今後、高齢化社会が進む中でネットスーパーとその基盤を整える事業は欠かせないと言うことにもなるでしょう。
いつか、ドローンが自宅に買い物品を届ける時代も来るのかもしれませんねw
日本は世界No.1の高齢化社会。
だからこそ、世界が日本に注目しており、日本がどういう政策をとってくるのかを注視しています。ここで世界に向けて日本が今後の方策や良い取り組みを発信する事ができれば、この分野で世界をリードする国家になることだって可能と考えます。
高齢化社会待ったなし!自分たちが高齢者になったときにどういう立ち位置にいるのか?どういう考え方を持ってどういうことを取り組んでいくのか?
これはもはや自分自身の「生活」というものを通り越して、自分自身の「哲学」「人生」を考えていく分野でもあると言うことをまざまざと感じさせられます。
皆様は、どのくらいまで生きて、どのような状態で自分に幕引きをしたいですか?
今後はむしろ、【仕事を終える年齢】とされていた60歳以上が大事になってくるとも考えられますね。
このブログではその可能性を1%でも挙げられたらいいなという情報もまとめていきたいとも考えています。自分のためでもあり、このブログを読んでいる方々にも少しでもプラスになれるような者を出していければと考えています(^ワ^)