7月で2ヶ月取った育児休暇も明ける。
今思えば色々あったものだ・・・。
シャバに帰る不安と、妻にワンオペまかしていいのかの不安。
特に3歳の長女は超弩級の大魔王として家庭に君臨している。
育児期間中は妻は第二子の世話専門になってもらい、私は長女の対応で乗り切っていた
それがママひとりに集中砲火となるわけだ。
本当に大丈夫だろうか?
まさかこんなに家事・育児が大変な物だとは思っていなかった。
育児休暇取得前のあのメルヘンな気分はどこに・・。
実際に体感したからわかるが、本当に家事育児(子供2~3人)はきつい。
マジできつい。軽く精神崩壊するレベルの人もいるだろう(言い過ぎ)
世の中のパパはこの現実から逃げている・・のではないだろうか?
ウチの長女はHSC(Highly Sensitive Child)【人一番敏感な子】
実際には病気では無く診断名もつかない。一つの特性として知られている。
HSCの詳しい紹介は下記のサイトで触れられているので参考にして欲しい。
この超弩級の「敏感っ娘」の対応に追われ、ほぼ一日つきっきり。
「おもちゃの配置が変わっているだけで泣きじゃくる」
「ご飯が少しでも熱かったら食べない」
「次女の事を気にしすぎる悪魔のあかちゃん返り」
「夜は21時までにはなんとか床につかせるが興奮が強く寝るのは24時手前」
「一度でも袖を通した服を着ようとしない」(無理矢理着させるが)
「おもちゃを一緒に片付けようとしたら泣く、勝手に片付けたら泣く」
「ひとりになると泣く」
「宅急便が来たら泣く」
人間こんなに涙を流すものなのかと思えるくらいに泣く。
その他もろもろ・・エトセトラ・・。
正直、仕事をしている方が楽と思えるくらいだった。(自分の場合は)
これを・・もし妻が、第二子の乳飲み子の相手をしながら、HSCの長女の世話を毎日やっていたら精神崩壊するだろう。実際に妻もそう言っている。こんな状況では妻の職場復帰どころでは無い。
一昔前は、女性が専業主婦だったのでこの大変な時期も乗り越えられていたのだと思う。ただ当時の女性は専業主婦しか選択肢が無かったのではないか?また女性の意思も反映されづらかったのではないか?(時代背景もある)。
実際自分で育児休暇を取って家事や育児を一手に担ってやっていたら・・。
自宅に籠もってこれらのことをずっとやっていたら精神衛生上良くない・・
というのがよくわかる。イライラしたり、自問自答したり・・。そんなことも私自身、育児期間中に何度もあった。状況によっては親のゆとりのなさが子供の成長を阻害する状況もあったりしただろう。
仕事を回しながら家事・育児はどう見てもマンパワー不足な上に母親と子供のメンタルにも悪影響を及ぼす可能性がある。
これだけ「育児」は大変だと言うことだ。
やっぱ、男性側も育児休暇取らなきゃ追いつかないよ・・。
それかいっそのことシッターさんやホームヘルパーをお願いして、家事業務減らすか。
なんとか効率化して行かないと厳しい・・
そんなもんイラン。ウチは共働きでそれで回してる。という超人のような家庭もあるかもしれない。
ただ、「ゆとり」無くして「気づき」は無いだろう。
子供達の教育や成長をより大きな物にする「ゆとり」を得るために・・
育休は本当に大事なのだと思う。
まだまだ終わりの見えない「育児」
それは育児休暇が終わった後も続く。
終着駅はどこかしら・・?
あと、2ヶ月じゃなく・・
もっと半育休を交えて長い期間取っておけば良かった・・。