人生100年時代にむけた育児計画@育児休業パパ

40代の医療関係の仕事をしているADHDのパパ、ASDのママ、そしてHSCの長女(3歳)と期待の新人(次女0歳)が今後の100年時代を生き抜くためのアイデアや育児計画を検討していきます。晩婚化や男性の育児休暇も重要視される中、このワークライフアンバランスなブログがどこまで参考になるかわかりませんが突き進んでいこうと思います。娘たちが結婚することには後期高齢者になっていそう・・。そのためアクティブな後期高齢者になるための人生計画を立てていきます。

【パパ必見】赤ちゃんのぐずり期は更なる成長と発達のサイン(メンタルリープに学ぶ育児術)

いやーもう、まいったまいった。

なにがまいったかですって?赤ちゃんの夜泣きです。

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第一子を経験し覚悟していたのですが、

これまた第二子も地球がわれんがばかりの大泣き。

コンスタントに私たち夫婦のレム睡眠時を狙って仕掛けてきます。

おかげで身体はボロボロ。(どの家庭でも大なり小なり苦労されているはず)

 

この夜泣きは一体何のためにあるのか?妻とその根源を調べてみた。

その際に出会ったのがこの本。

「the wonder weeks」by H.ヴァン・デ・リート博士&F.ブローイュ博士

 

この本はどちらも児童の発達に携わる医師夫妻で執筆されている。

妻のヴァン博士は、自身のお子さんが9歳間際にお亡くなりになられている。

亡くなられる前まで精力的に執筆活動に尽力されていたようだ。

今日はこの本を深掘りしていこうと思う。

 

なぜ赤ちゃんはこうも理不尽に泣くのか?

 

この方々が「ぐずり期」という言葉を広めたと言っても過言ではない。

定義されている「wonder weeks」は赤ちゃんが生まれてから20ヶ月までを指す。

今までの傾向を調査して、「この20ヶ月の間に10回のぐずり期を経験する」とある。

このぐずりやすい時期を「ベビーブルー」と呼び、この時期に脳の急成長が始まり、

知能がい飛躍的に高まる。これを「メンタルリープ」と名づけている。

 

まさしくwonderであるが、赤ちゃんは皆決まった時期に泣き、ぐずったり、駄々をこねたりすることだろう。

よく「赤ちゃんは無意味に泣く」という記事を見るが、

それは間違いで「成長するサイン」であることを忘れてはならない。

それまでおとなしかった子でも急にぐずりはじめたりするのはそのせいでもあるとされている。つまり「意味のある泣き」と言うことになる。

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ぐずり期(ゴールデンタイム)に必要な事とは?

誰だって知能の高まりによる感覚の変化に戸惑いを感じる。

それは大人であっても他の動物であってもそうだろう。身体的な成長と脳の成長。

それを迎えている重要な時期。これは喜びといわずして何なのか?と言うことになる。

この時期の赤ちゃんは体内の神経系がめまぐるしく変化しており、意味不明な心の乱され方をする。

その時期にたたみかけて親がそばにいなかったり、叱責されたらどうなるだろうか?

このゴールデンタイムを無駄にするだけである。

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このフィーバータイムをいかに有効活用するか?

最も重要なのは、この時期の「親の意識」であると述べている。

 

パパ親ができること

特にパパ親の意識について触れたい。

ママ親は色々情報も持っているだろうし、赤ちゃんの身近にいるのでこの意識は多かれ少なかれ持っているだろうから。

 まずパパがやってあげる事としたら・・。

①ベビーブルー期のママの支えになる(成長の喜びを共感する)

②おどおどせずに親としての自信を持ち立ち振る舞う(あなたがうろたえてどうする)

③怒らない。むしろ「おっ、成長のサインじゃん」くらいの気持ちで

④発達段階に応じた遊びを一緒にしてあげる(赤ちゃんの興味に合わせて)

※変化過程の赤ちゃんの興味追求はさらに知能を高める作業となる

⑤一日中子供がママにかまってちゃんになる。そのため初期対応で育児休暇検討

⑥赤ちゃんに興味があってもパパやママのサポート無しではすぐに諦めてしまう。心あるサポートをしてあげる。

 

 というようにむしろゆとりを持った対応を心がけるようにして欲しい。

 

メンタルリープとベビーブルーはいつ来る?

20ヶ月で10回のベビーブルー。そして生後1年までに間に8回のメンタルリープが来ることが観察されている。ベビーブルーに入るタイミングは生後5、8、12、15、23、34、42、51週頃と言われている。(ずれることもあるだろうけど)

興味深いのはその後も引き続きメンタルリープは起こり、

幼児期に数回、10代でもこの現象が見られることだ。

つまり小学校、中学校、高校でみられる反抗期も成長イベントのメンタルループである可能性があると言うことになる。

反抗期を乗り越えた子は過去と比べて見識が広がったり、落ち着いたりして見えるのはこのためなのだろうか?

逆に反抗期が無い事が問題となり得るという本も読んだことがある。

(成長のステップを践めていないという点で)

やはり成長期というタイミングにメンタルリープが相関するのだろう。

 

先ほどのパパのできることにも書いたが、ここでも是非サポートして欲しい。

例えば、赤ちゃんは生後8週頃から家具などの形や構造に興味をもつ

⇒興味を阻害せずに安全面にだけ配慮(取り上げたり、注意せずに)

同様に8週目から身体機能も成長を見せてくる

⇒手足の動かし方のコツを理解してくる。ちょっとした体操のサポートを

 

などだ。ママまかせにしてちゃあイケないよ。

 

最初のベビーブルーのタイミングは短い。

3~4週おきくらいに次のベビーブルーがおとずれるようだ。

その後のメンタルリープ入りも成長度合いが複雑化してくるために間が長くなってくる傾向にある。そのためベビーブルー期間も1~6週続くこともあるようだ。

このタイミングを見計らう上で有用なツールがある。アプリだ。

メンタルリープのアプリ:ワンダーウィーク(動画付き)

メンタルリープのアプリ:ワンダーウィーク(動画付き)

  • Domus Technica
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥480

有料だけど試してみる価値はある。どうせ480円だし。

今、妻が使っているが口コミ評価どおり使いやすいとのこと。(機能面、把握面で)

 

今後は週数毎の対応について検討をしてみたい。一度に書くとアレなので。

 

まずは皆様も手に取って、子供の発達とぐずり期の在り方を学んでみてください。

この2冊はさっと読めますし、世界で認められている良書です。

メンタルリープの本:ワンダーウィーク(旧:ワンダーウィークス)〜0歳児の8つのぐずり期を最大限に和らげて発達を促してあげる方法とは〜           0歳児の心の秘密がわかる本―赤ちゃんて、どうして泣きやんでくれないの?