寝る子は育つ。いつ頃から言われている言葉だろう?
少なくとも私が子供の頃から使われているからもっと前の話か?
「寝る子は育つ」と言われたら・・そうだね。うんうん・・。と納得してしまう。
もうすでに当たり前の現象として知られていることじゃないでしょうか?
でもね、当たり前のことを繰り返した結果・・こうなった!を言われたら。
マジでっ!?となりますよね。
東大に入るような秀才な子のライフスタイルはどうだったのか?
現役東大生60人のママにアンケート調査を行ったようです。
東大生家庭で、かつて未就学児だった子供が20時以前に寝ていたのは28.4%。一般家庭(※2)では10%なので、約18ポイントも高かった。一方、21時半以降に就寝という回答は東大生家庭で18.4%に対して、一般家庭で47%だった。
※ 上記サイトの原文引用
大多数が20時から21時までに就寝していたようです。
つまり、もう金曜ロードショーが始まる前には寝ているって事ですよね。
未就学児では睡眠時間の確保が当然必要になってきます。
理由の一つにおそらくは「成長ホルモン」の関与は確実にあるかと思います。
成長ホルモンの分泌は下記の通り、夜の10時から夜中の2時にピークを迎えます。
この恩恵を受ける時間帯に確実に睡眠を取ることは必須であると思います。
寝入ってから大体2~3時間後に成長ホルモンは分泌されます。
本当は20時には就寝するのがベストなのかもしれません。
加えて、上記サイトから引用をさせて頂いていますが・・
東大に入るような子は、「感性」を磨くような動作、作業を毎日のように行っていたようです。
特に図鑑を見るのは毎日!。やっぱり図鑑をみてるんですね・・。うちにも国旗の図鑑や世界の特産物図鑑なんかがあったのを覚えています。
またテレビは必要最低限。全く見ない。と言うわけではないですが、見るとしても目的の物を1~2時間見ているといった様子。
おそらく、手間がかからないので親が子供にテレビを見させようと思ったら延々と見させれるのでしょう。ただそれは実益に繋がっていないようです。
目的の物だけに絞って見させていたら時間を超過させることもないのでしょうね。
うちでは下の図鑑を買って見させています。
3歳長女は、「うわーきれー」くらいしかまだ言いませんが、
イメージをつけさせることと「知的好奇心」を持ってもらうことが重要ですね。
あ、ついでに自分の知的好奇心を満たすために私も下の図鑑を買いましたw

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話はそれましたが、乳幼児にとって睡眠がどれだけ大事かの統計をみた日本語総説もでていましたので引用します。
【引用】Japanese Psychological Review 2017, Vol. 60, No. 3, 216–229
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/60/3/60_216/_pdf
幼児期の睡眠時間やその質が神経・精神の発達や情動機能に影響をする事は過去からも言われている。このことは学業の低下や集中力の低下に繋がることも指摘されている。
もうこの時点で、乳幼児にとっては「寝ることが最強の勉強法」とも言えるレベルだ。
しかし、その理想と実態の乖離は、社会が便利になるにつれて阻害されている。
どうみても、日本の総睡眠時間は世界に比べて少ないのだから。
実際に各年齢毎に推奨されている睡眠時間はというと・・
これは以前の記事で取り上げた「WHO乳幼児ガイドライン」とも大きく違わない。
やはり子供の成長や学業成績の維持のためには睡眠は欠かせないと言うことだろう。
次回は、都市伝説?と名高い「睡眠学習効果」に焦点を当ててみたい。
うちの3歳の娘は寝ながらにして、奇声を上げながら寝ている・・。
いったいどんな睡眠学習効果があるのだろうか!?
そして何と戦っているのか・・?
【まとめ】
・東大に入るような子達のベースは「きちんとした睡眠時間と質」の確保が重要
・成長ホルモンは22時から2時に分泌。ただし分泌するのは就寝してから2~3時間後、となると20時には床についておくのが理想か?
・テレビは見せても最低限(それより知育遊びを重視)
・日本は世界の先進国の中で睡眠時間が少なすぎる
・子供の成長や学業には睡眠が必須