人生100年時代にむけた育児計画@育児休業パパ

40歳の医療関係の仕事をしているADHDのパパ、ASDのママ、そしてHSCの長女(3歳)と期待の新人(次女0歳)が今後の100年時代を生き抜くためのアイデアや育児計画を検討していきます。晩婚化や男性の育児休暇も重要視される中、このワークライフアンバランスなブログがどこまで参考になるかわかりませんが突き進んでいこうと思います。娘たちが結婚することには後期高齢者になっていそう・・。そのためアクティブな後期高齢者になるための人生計画を立てていきます。

中国から見た日本の自己肯定感 子の自己肯定感を高めるためには?

今日も、うちの3歳の娘は怪獣のごとく家の中を駆け回っている。

長い育休(盆休みの事ね)もとうとう終わってしまった。

 

盆休み期間に色々と話題に出てくる言葉で気になる言葉があった。

それは「自己肯定感」

家族の中での話、ツイッターの話題、ブログなどの記事・・。

不思議と最近、より目にする機会が多かった。

 

そもそも自己肯定感とは何か?

自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚」とある。【引用】https://www.self-esteem.or.jp/selfesteem/

 

自己肯定感が低いとは、要は「自分の価値に気づけていない」と言うことだろう。

 

振り返ってみたら、この言葉はビジネスの場でも多用されている言語にもなった。

自己肯定感がビジネスをうまく回していく上で重要な概念ともなっている。

 

日本人は奥ゆかしい性格なのか、自己肯定感が低い民族であると言われている。

よく、ウチの会社の外国人からは「日本人はdiscussionが苦手な国民性、奥ゆかしいというかシャイだろ?」「奥ゆかしいなんて言葉聞いたことない」などと言われることがあった。(私としては、ぴーちくぱーちくどうでもいいことをしゃべる外人が多いのでいちいち割って入る気にもなれないし、息吐くようにしゃべるので聞き手に回っていただけ。)

相手が外国人だから緊張するのか?と言うわけでは無く、日本でのビジネスシーンでは結構自己主張しない人も多いのが事実だ。

自己肯定感=自己主張ではないが、悪い意味で使われる「自己肯定感の低さ」はこういう所で感じられているのかもしれない。(引っ込み思案という点で)

 

そこであらためて他国から見た日本の自己肯定感はどうなのかについて調べてみた。

特にこれからの世代の子供達を対象としている比較的新しい報告を見てみたい。

日本の論文が面白そうと思い色々探したが・・ちょうど見つけたのが下記論文。

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【引用】評論・社会科学 = Hyoron Shakaikagaku (Social Science Review)126, 15-32 2018

同志社大学からの報告で、京都の子供達を対象とした研究だ。

中国の方から見た日本の現状というのも面白いので読んでみた。

introductionでいきなり引用を基に問題提起されていたのは、

「中国や韓国と比べて日本は自己肯定感が低い」ということだった。

 

子どもの自己肯定感がどういう場合に高まり,どういう場合に低くなるのか?

つまり,子どもの自己肯定感に影響を与える要因はどういったものなのだろうか?

と言うところに主眼を置いている報告となっている。

【方法】

京都市内の公立中学校 10 校の中学 2 年生およびその保護者を対象

有効回答数が 1159 件

①「自己肯定感の合成指標」のアンケート解析

②子どもの人間関係(親・親戚との関係,学校生活)に関する質問項目の解析

③子どもの自己肯定感の合成指標を従属変数とした重回帰分析を実施

【結果】

自己肯定感に影響を与える要因には「性別」,「経済的要因」(「低収入」)と「関係的要因」(【親への信頼】【親との親密さ】【親戚との関係】【親の学業干渉】【学校生活享受感】【学業満足度】【友人の多さ】)が挙げられた。

ただ、解析を層別化すると「低収入」は除外されたようだ。

【考察】

「子供の自己肯定感は親との関係が良好であること」,「学校が楽し
く自分の居場所があること」,「友人がいること」が子どもの自己肯定感に大きく影響しているとまとめている。

興味深いのが、「経済の貧困」だけではなく「関係の貧困」が子供の自己肯定感を喪失させると言うことであった。

なるほど、他のアジアは貧困で苦しんでいるが、それが決して人間関係の貧困には繋がっておらず自己肯定感を阻害していないと考えるとうなづける。

 

話を戻して、学校生活においては、今回の報告では【教師との関係】と自己肯定感のあいだに有意性がみられなかった点だとしている。子供達にとっては「先生」よりも「友人」「居場所」「成績」に影響を大きく受けているようだ。

 

子供達の視野はまだまだ狭い。中学や高校などは決められた場所と時間に決められた授業を受け、教室の子供達や関係性も限定されている。その中で数年もいるのだから、視野はこの範囲に限定されて、関係性も友人や居場所となってしまうのも当然である。

本来ならば、この部分を教師が担ってもらうのが重要だけど、日本の教師にそれを望むのは難しいだろう(多忙すぎてブラックだし)。

 

じゃあどうするか?

できるだけ、家庭内で視野を広げてあげるのが重要なのだろう。

(海外に行かせるとか、学校外での活動も検討してあげるとか?)

海外にまで出向かなくても、親友や友人が側にその子の側に居てくれて、快適な学校ライフを満喫できているのならばそれでいいのだろうが・・・。

 

性別毎の統計もあったのが面白い。

男子生徒では【親への信頼】【親との親密さ】【親の学業干渉】【親戚との関係】のすべてが自己肯定感に影響していた。
女子生徒では【親への信頼】だけが影響力が大きいことがわかった。

男子生徒にとっては親との関係性,親と過ごす時間,親の干渉,親戚との関係など全般的な親・親戚関係が影響するのに比べ,女子生徒にとっては尊敬できる親であることや,親が自分を大事にしてくれていると感じられることが他の事柄よりも重要だった。

 

なんてことだ~~~!!

ウチは娘2人。やはり女の子にとって、「尊敬できる親」というのが重要なのだな?

具体的にどういうところが重要かというと・・

「中学 2 年生の女子生徒にとって,親とのかかわりの密度(一緒に時間を過ごす,一緒
にご飯を食べるなど)よりも,親が自分を理解してくれている,大事にしてくれてい
る,何でも話せるといった信頼関係の方が自己肯定感に影響を与えうるという点。」

(原文引用)

 

これは・・原点的で大事なことだよな・・明日から心を入れ替えよう・・。

 一方でよくよく見ると・・男の子の方が色々女々しいというか・・

何気に人間関係も考慮してそうな・・苦労人だよね。

 

科学系論文ばかり読んでいるけど、こういう実態調査は面白い。

色々な要因が絡むので、確定的に「これ」とは言い切れないが、

参考にして、その内容を意識するだけでも充分に価値はある。

また実生活に直結するデータにもなるので、世のパパ・ママさんも、子育て関連の論文をもっともっと読んでみたらいいと思う。

色々示唆に富んでいる。

 

今後の長い長い子育てライフにおいて・・

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こうならないためにもマジでパパの威厳を保とう。

いや、威厳じゃない。意見を求められるようになろう💧💧 

 

ただね、甘やかすのと自己肯定感は違う。

駄目な物は駄目といえる信頼関係は大事。

この点ははき違えないようにしなければならない。

 

逆に自己肯定感が強すぎるのもまた問題かと思う。

上手く調整していく事も大事。

この自己肯定感が強すぎると、容易に想像ができるのは・・。

①自制をかけにくく感情的になりやすい

②順番とか守れそうにない

③自分勝手な振る舞いが多そう

④議論が一方的で偏りそう

⑤いっつもイライラしてそう

⑥配偶者大変そう

とか勝手な憶測も交えて浮かんできてしまう。

 

娘が上記を満たす子になってしまったら。。嫁のもらい手がなくなる。。

もしこのおかげで晩婚だったら。。俺はもう後期高齢者に・・。

そうならないように「今」を頑張ります・・。

 

(注意)今回取り上げた内容はあくまで実態調査なので、全てが全てこういう結果とは限りませんのであしからず・・。

 

 よろしければ過去記事にも補足的な事を書いていますので見てみてください

www.takatakagogo.com